田中幸センパイ

幸がお見舞いに来てくれました。

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(すいません、どっかからええ感じの写真をお借りしました)

2008年に脊髄損傷して、手術・リハビリの後にスノーボードに復帰した、僕からしたら奇跡の人です。

スノーボードを始めて室内ゲレンデに通っていた頃からの友達で、幸は京都の小さな室内でガールズチーム作ったりしててその頃からパワフルで明るい感じの女の子でした。

その後、ニュージーランドで一緒に滑ったり、たまに会ったりしてたんやけど、脊髄損傷という大怪我にあい、そこから見事復帰したということも知ってました。

そんときは、

『幸すごいなー』

くらいに思ってたんやけど、
実際に自分が足動かなくなってその事実を見たときに、

『どんだけ凄い事をこの人はやってのけたんや』

って思う。

自分が幸みたいに滑れるようになるかどうかっていうのは誰にもわからない。
それが脊髄損傷っていう怪我で、普通の骨折とかとは違って、

どんなスピードで
どの状態まで
どんな割合で
回復するかっていうのが、完全に未知で、今の科学ではどうしようも無いそうです。

実際、絶対滑ったる!!って思ってるけど、
『え?ほんまにここからスノーボード出来るとこまでいけるん!?』
って心の奥底のどこかで考えてる。

その中で、不安や痛み、辛さ他にも色んな壁を乗り越えて今スノーボードしている幸っていうのは、本当に奇跡やし、自分にとって尊敬できる存在です。

で、色んな話を聞かせてもらいました。

怪我受傷の時の話から、リハビリの話、感覚が少しずつ戻ってきた話。
全て幸の実際の経験の事やから、めちゃリアルで説得力もあったし、自分も負けずに頑張りたいって思える。

そんでもし自分が歩けるようになったら、また同じ様な怪我をした人の目標となれるようになりたいなーなんて。

途中しょうもない話で盛り上がったりもしたけど、怪我後に手紙送ってくれたり、メールで相談乗ってくれたり、実際話聞いてくれたり。

まさかこんなに助けられると思ってなかった。
本当にいっぱい力もらいました。

明るくて、いつも皆を楽しませる幸。

ほんまありがとう。

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