5月 2015 - Pro Snowboarder 岡本圭司 Official Website | keijiokamoto.com

もうすぐ4ヶ月。(内容が重たいので気を付けて下さい)

もう少しで4ヶ月。
病んでるか病んでないかって言われたら、間違いなく病んでる。

足はどうやっても思い通りに動かない。

歩けと言われても、曲がってる棒に体重かけてるみたいで体を支えられない。

諦めずに毎日朝から夕方までリハビリしてるけど、歩ける見通しなんか立たないし、退院してもどういう形で生活できるかも分からない。

昔の滑ってる自分を見たら、なぜか知らない人を見てるような感覚に陥り、なんか気持ち悪いし、この先滑ってる自分なんてイメージもつかない。

自分の大好きなスノーボードはもう2度と出来ないかもしれないし、一生車椅子の可能性だってある。
むしろその可能性の方が全然高いやろうな。

こんなに毎日リハビリやってるのに、全く成果は見えない。
永遠に抜け出せない地獄に落とされた様だ。

ふと落ち着いたときに、自分の人生はここで終わってしまった様にも感じる。

だって今までの人生は本当に幸せだった。

怪我から4ヶ月近くもたつのにまだそんなこと言ってるんかと思われるかも知れないけど、はっきり言える。

毎日が地獄だ。

今でも幻を見ているのかとも思う。

人生でここまで苦しむ事があるなんて今まで考えたこともなかった。

命があって良かった。
頭を打たなくて良かった。
足が少しでも動いて良かった。
確かにそうだが、残念ながら心の底からそんな風には思えない。

大好きなことが出来ない。

皆と一緒に歩けない。

子供と遊ぶことも出来ない。

自分が描いてきた未来は完全に閉ざされてしまった。

死ぬまで数十年。
こんな思いをずっと抱えて生きるんだろうか。

それでも諦めることができずに、毎日リハビリしてる。
なんでこんな思いをしながら自分は生きてるんだろうかとも思う。

でも死ぬことは出来ない。

家族も仲間も捨てることは出来ない。

自分強いのか弱いのかも分からない。

ただ言えることは、自分は生かされ、今与えられた可能性にかけ、全うするしかない。

もはや余計な思考はない。

この先何があっても今のこの苦しみを忘れない。
もし諦めずに生き抜くことが出来たら、最後にこの人生を誇って死ぬだろう。

ただ今日を生きるだけ。
今は今日を乗り越える事だけ考える。

家族を愛し、

仲間を愛し、

自分を愛して、

ただ生きる。

病んでも良いから、明日も生きよう。

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いつも助けられて。

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シーズン終わったHYWODのメンバーが皆会いに来てくれてる。

陽、ユウキ、ユウヤ、マオト、樹&ケイタ、カジ、ほんで今日はシゲ。

皆、報告してくれたり、おもろい話聞かせてくれたり、腹割った話したり。

毎日のキツいリハビリのあいまにめちゃ楽しい時間を過ごしてる。
まあたまに厳しい事言ったりもするけど。笑

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そしてシーズンが終われば、今度は大阪KINGSの本格的なシーズンがはじまり、KINGSスタッフの皆に助けてもらってる。

自分が現場に行けない分、しっかり報告してくれたり、面白い事や改善したい事の提案くれたりと、ほんと仲間に支えられてるなって。

だから出来る限り体を良い状態にまで持っていって、現場に復帰したい。

そんで皆と真剣に面白いものや良いサービスを提供出来るように働きたい。

そういうモチベーションにさせてもらってます。

なんだかんだ人間は1人では大したことは出来ないんだなー
信頼できる仲間、チームあっての自分だし。

今ある事に感謝して、また明日からのリハビリに真剣に取り組もうと思った、気持ちの良い休日でした。

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3ヶ月

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人生が一変したあの怪我から約3ヶ月。

寝返り出来なくて背中が常に激痛で、起こしてももらえず、管だらけで、毎日死にたいと思ってた怪我当初からもう3ヶ月もたったんかと思うと、長いようで早かった。

今では車イスに乗せてもらえるから外にも出られるし、上半身は元気なんで、ご飯食べたり、着替えたりなど大体の事は1人で出来るようになってきて、ほんの些細な事でも自分で出来ることにめちゃくちゃ嬉しく感じます。

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で、
肝心のリハビリはというと、実はまだそんなに進んでません。

破裂骨折した第3腰椎がまだくっつかず、1日に2時間しか車イスに乗ることを許可してもらえてない状況で、当然立ったりなんてのもダメ。

なのでベッド上の生活と言うのはほぼ変わらず。。

退屈だーーーーーー

でも話の合う理学療法士の先生の元、寝たままの筋トレや、機械に固定されて立った感覚を味わったりはしてます。

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これがかなり宇宙。

『た、、、立てませんっ!!』

てなる。

重力て凄いんやなと再認識させられました。

正直すごく焦ったりもする。

歩く練習なんて全くやし、骨のせいで、治る可能性の高い急性期にとにかく安静だったので積極的なリハビリが出来なかった。

そして右足の麻痺がめちゃ強いのも、ネガティブな材料。

痺れて全然力が入れれない。
ほんとに『まいったなー』ってなる。

それでも毎日朝はやって来る。

拗ねても、諦めても、頑張っても、泣いても、笑っても、1日は1日。

さぼってやろうって思っても、小心者の自分はサボりきれずに、毎日先生に励まされながらリハビリ頑張っちゃったり、結局なんだかんだで生かされてます。

なるようにしかならない。

もう一度スノーボードしてる妄想ばーっかりして日々やってます。

支えてくれてる皆、本当にありがとう。

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にしても!

骨!

くっつけー!!!!!