僕がyukiyamaを始めた理由 経緯

自分がyukiyamaを本格的に始めた理由を、少し長くなってはしまいますが書こうと思います。
色々と想いがあってここまで至ったので、少しでもそれを多くのスキーヤー&スノーボーダーに知ってもらいたいなと思い、PCを開きました。※今年の目標にちゃんとブログを書くことって誓いも立ててたので、それもちゃんと再開しようかなと。笑

ちなみにyukiyamaのアプリ自体はもう4年目だけど、自分が始めた株式会社ユキヤマとしてはまだ2年目で(1年目は前の会社がやっていたサービスを保守しながら運用していた)、現状のアプリは運命共同体のビジョナリーバンガード(開発会社)と一緒に全く1から作ったものに入れ替わったのが、昨年の10月です。(なので自分たちが作ったアプリとしては、まだ1年も経っていない)

事の発端は自分が脊髄損傷した2015年にさかのぼります。

簡単に説明すると、その当時、スノーボードが好きな方々が集まってる神戸の会社から「一緒に何かしませんか」とお声かけ頂いて、障害でこの先滑れない自分がこの先何ができるんだろうって思ったときに、今、世の中にない、もっとスキー場を楽しめるサービスを作ってみたいなーと思い、協力させてもらう事にしました。
そして、そのサービスのためにも、もう一度スキー場に行って、少しでも滑れるようになるためにリハビリも頑張ろうと。

その会社では自分はアドバイザーとして「こんなものがあったら面白い!」というものを毎週ミーティングを重ねて、全て開発の方に自分の考えやイメージを伝えました。
それが形になって、リリースされたのが2016年10月。

yukiyama01
※当時のロゴ

しかし、なんとリリースの翌年に、一緒に僕を誘ってくれた開発の主任が他の会社に転職してしまい、開発が難航。
そこからも1年は続けましたが、とにかく開発が思うように進まないのと、開発会社の「スキー場からどうすれば利用料を取れるのか」というものではなく(yukiyamaはスキー場からのアプリサービス利用料で成り立っています。)、自分はとにかく「ユーザーファースト(ユーザーが面白いとおもうものを作る)」のマインドでやりたい。
そしてもう一つの自分の目的である、スキー場からただ多くのお金を取ることでなく、スキー場での遊び方や情報発信を面白くしていきながら、「デジタルで業務の負担を軽減する事」でスキー場を少しでも楽にしたいという考えが、少しずつその会社とずれていき(会社としては利益を求めるのは当然のことですが笑)、アドバイザーを辞退することを決心しました。

しかし結局、その会社も自分が辞めたらサービスを続けていけないということになり、それであれば、ここまで協力してくれたスキー場にも申し訳ないという思いから、yukiyamaに関わった責任を取ろう。と、いう事で、
自分と一番最初に自分を熱く説得してくれた井上という熱い相棒の2人で株式会社ユキヤマを設立して、アプリを買い取る流れになりました。
何より、自分の名前で始まったアプリを、こんな中途半端なままでは終わらせたくない。
絶対にスキー・スノーボードの新しい遊び方を作るんだ、という想いでいっぱいでした。

そして、2018年11月にアプリを譲渡してもらい、そこから、ビジョナリーバンガードと必死に考えて、1年以上かけて共同制作した新アプリがリリースされたのが2019年10月でした。

次回に続く