この数日で
この数日で、意識が少ししっかりしてきた。
皆から沢山のメッセージをもらったり、僕に見えへんとこでも動いてくれてる仲間がおったり。
そういうのを見て、感じて、色々と考える時間もあったから、怪我で閉ざされたと思った道が、ようやく本当に少しずつやけど見えてきた気がします。
僕はたまたまスノーボードを通して、生きる道を学んだ訳やけど、そのおかげで毎日がしんどい反面、楽しく、最高な人や経験と出会うことが出来ました。
そして今、こういう体になり、全ての道が閉ざされたんかといったらそうじゃない気がするんです。
結局、足が動かず、見えない明日に向かう恐怖と戦うっていうのと、
今までやってきた20メートルオーバーのジャンプを飛ぶ恐怖っていうのは一体何が違うんやろう。
同じ、迫り来る恐怖や、萎縮する自分自身と戦う事自体は何も変わらない。
だから入口が違うだけで、今からやることって、実は今までの延長線上にあるし、中身は一緒なんちゃうかなって。
しかも今まで下の子らにも、口うるさく『本気でやろうと思ったら不可能はない』とか偉そうに言ってきたから、これは自分にとってもそれを言葉だけじゃなくて体現できるチャンスやとも思うし、
しかもそれがどんな形であろうと、少しずつであろうと体現できた時には、自分はめちゃカッコええ40代のおっさんになれそうな気もします。
今は毎日、妻が3時間も動かない足をマッサージしてくれてるし、空いてる時間が少しでもあれば、動いてる足や自分をイメージして、動かそうとしてます。
もらったメッセージの中に、『お医者さんに無理って言われたのに、自分を最初から信じ続けて、動いた例っていうのは今までにいっぱいある』っていうのを見て、自分に課せられた運命に限界まで足掻いてやろうと思いました。
まあ、こんな強気な事書いても、たまにめちゃくちゃ弱気になったりするんですけどね。
と、言うことで、
とりあえず、そんな感じに意識がまとまってきたんですが、向かいのベッドのおじいちゃんが夜中に寝ぼけて
ホレホレ~
こっちおいで~
ってハッキリ連呼するんでちょっと寝不足です。
2015年2月19日