2月 2015 - 3ページ中5ページ目 - Pro Snowboarder 岡本圭司 Official Website | keijiokamoto.com

33歳になりました。

今日は自分の誕生日てこともあって、多くの人がお見舞いに来てくれました。
ありがとうございました。

しかもケーキまで。

image

タカト君、美味しかったです。
ありがとう。

他にも会いに来てくれた皆ありがとうございました、話せて少し気が紛れましたた!

後、今回の怪我で大袈裟なニュースや、他にも色々と迷惑をかけてすみません。
他にも大怪我してる人だっていっぱいおるし、俺のせいでスノーボードが危険って誤解(危険はいつでもあるけど予防は出来る)を生むかもしれない。
過剰に騒いで嫌な気分をした方もいらっしゃると思います。
本当に申し訳なく思います。

最後に良く皆に、どうやって怪我したん?って聞かれるんですが、

今回はHYWODの撮影で、山の中に装備もってハイクアップして入っていきました。
で、上から滑ってきたときに、自分がラインを間違えて横にそれ、シェード(トンネル)の端から崖に転落し、道路に落ちて腰をぶつけたという感じです。

結局はそんな山奥にシェードや道路があることを考えずに、ラインを確認せず滑った自分のせいです。
良い映像を残すことだけを考えて、ありとあらゆる可能性を考えなかった自分が悪いし、スキー場ではルールに乗っ取って遊べば絶対に起こらない事故だと思います。

良く説明が分からんって思うかもしれませんが、説明しづらい状況だったので。。

という事です。

スノーボードは確かに危険と隣り合わせの遊びです。
でもだからこその一瞬の煌めきや楽しさを追求せずにはいられない。
それくらい価値があることだから。

ただ、怪我の確率を減らすことは出来ます。
最大限リスクを想定して、日常では得られない経験をして下さい。
(って俺に言われても説得力ないかもやけど)

今日の誕生日にメッセージやコメントくれた皆、中々返せないけど、本当にありがとうございます。
33歳はさらに自分に挑戦する1年になりそうです。

頑張るぞー!

ほんとうの心の力

と、いう中村天風さん著書の一冊を、HYWODのメンバーでもあり、JAPAN PARK SCHOOLの校長でもある阪西翔メンが持ってきてくれました。

image

ほっとくと読まないだろうと踏んだのか

image

読み聞かせしてくれました。

image

その後、凄い握力で足を揉んで帰ってくれました。

でも阪西くん

力が強すぎて

足が未だに痺れています。

来てくれてありがとう。

この数日で

この数日で、意識が少ししっかりしてきた。

皆から沢山のメッセージをもらったり、僕に見えへんとこでも動いてくれてる仲間がおったり。
そういうのを見て、感じて、色々と考える時間もあったから、怪我で閉ざされたと思った道が、ようやく本当に少しずつやけど見えてきた気がします。

僕はたまたまスノーボードを通して、生きる道を学んだ訳やけど、そのおかげで毎日がしんどい反面、楽しく、最高な人や経験と出会うことが出来ました。

そして今、こういう体になり、全ての道が閉ざされたんかといったらそうじゃない気がするんです。

結局、足が動かず、見えない明日に向かう恐怖と戦うっていうのと、
今までやってきた20メートルオーバーのジャンプを飛ぶ恐怖っていうのは一体何が違うんやろう。

同じ、迫り来る恐怖や、萎縮する自分自身と戦う事自体は何も変わらない。

だから入口が違うだけで、今からやることって、実は今までの延長線上にあるし、中身は一緒なんちゃうかなって。

しかも今まで下の子らにも、口うるさく『本気でやろうと思ったら不可能はない』とか偉そうに言ってきたから、これは自分にとってもそれを言葉だけじゃなくて体現できるチャンスやとも思うし、
しかもそれがどんな形であろうと、少しずつであろうと体現できた時には、自分はめちゃカッコええ40代のおっさんになれそうな気もします。

今は毎日、妻が3時間も動かない足をマッサージしてくれてるし、空いてる時間が少しでもあれば、動いてる足や自分をイメージして、動かそうとしてます。

もらったメッセージの中に、『お医者さんに無理って言われたのに、自分を最初から信じ続けて、動いた例っていうのは今までにいっぱいある』っていうのを見て、自分に課せられた運命に限界まで足掻いてやろうと思いました。

まあ、こんな強気な事書いても、たまにめちゃくちゃ弱気になったりするんですけどね。

と、言うことで、

とりあえず、そんな感じに意識がまとまってきたんですが、向かいのベッドのおじいちゃんが夜中に寝ぼけて

ホレホレ~

こっちおいで~

ってハッキリ連呼するんでちょっと寝不足です。

image