4月 2016 - 2ページ中2ページ目 - Pro Snowboarder 岡本圭司 Official Website | keijiokamoto.com

Ride with.

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COWDAYの次の日。

アフターパーティでほぼまだ酔っ払いやったんやけど、板ちゃんに叩き起こされて47に。

一応滑れるようになった自分の「雪の上に戻ってきたけじめの日」として皆で祝おう!みたいなイベントをしてもらいました。

って言ってもほぼ全く告知なんかしていなくて、COWDAYのホームページの片隅にちょこっと乗ってただけなんやけど。。
まあ、COWDAYで生き残ったメンバーだけで滑ったらええか。くらいの感じでした。
で、クワッド降り場のコロナバーで集合して、お菓子食べながら皆とマッタリしてたんやけど、なんだかんだ皆色々と集まってくれて・・・
結局なんだかんだ皆で気持ちよくCORONAで乾杯してからルート1を滑りました。

斜面ボッコボコやったけど・・・・

で、パークの下までみんなで滑って、「楽しかったなー」って思ってたんやけど、そのまま阪西君とリフト乗って上に上がってるときに色々話してて。

で、なんかふと色んな思いがこみ上げてきて、言葉にならん心境になりました。
 

もう二度とスノーボードが出来ないという絶望感。

永遠に続けた先の見えないリハビリ。

退院して戻ってきたものの、皆に気を遣われるのが嫌でなんか一人でギクシャクしたもどかしさ。

滑っても思い通りに体が動かない悔しさ。

皆と滑りたいのに自分は見てるしかない孤独感。

仕事でも自分が動いて引っ張ることが出来ずに口だけでなんか思い通りにいかないむなしさ。

 

色々と悩みながら毎日戦い続けることの難しさを感じながらやってきて、ようやくここまで来たっていう事が、いきなり自分の中で大きく感じられて、

阪西君に話してるうちに言葉にならなくなりました。

 
いやー

本当に命があって良かった。

まだまだこれからも色んな事で勝手に悩んだり、一人で葛藤しながらやけど、毎日と進んでいくんやろうなーとおもいます。

何が書きたいかよくわからんけど、ここまで色々あったなって珍しくセンチメンタルな気持ちになったっていう事です。笑

なので、怪我してからユウキが作ってみんなが貼ってくれてた「RIDE FOR KEIJI」のステッカーはひとまずもう剥がしてください。

これからは一緒に滑りましょう~

「RIDE WITH」で行きましょう~!

この日にあの情報量で集まってくれた皆さん、ほんまに良い時間でした。
ありがとうございました。
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白馬からの帰り

COWDAYやHYWODの撮影があった怒涛の2週間が終わり、ようやく神戸へ帰ることに。

COWDAYや撮影は長くなるので追々書くとして、白馬から神戸に帰るときにヒッチハイクしてる19歳の少年を拾った。

彼は九州の大学生で、東京に旅をしてる帰りだと言う。

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大学ではプログラミングを専攻してるらしいが東京で芸術とテクノロジーの融合した素晴らしいモノに出会い、そういうモノで老若男女が一緒に楽しめる何かを作りたいと思えるようになったと言っていた。
19歳なのに凄いなーと思った。
自分は19歳のときにスノーボードに出会い、そこでようやく自分の人生はスタートした。

人生は面白い。無限だ。自由だ。そして彼は友達の家に向かうべく大阪でさよならした。
ただ1つだけ気になった事があった。

 

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どんだけアディダス好きやねん。