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yukiyamaをやってきてよかったと感じた瞬間

先日、yukiyamaのユーザーの方からとてもありがたいご連絡をもらいました。

※掲載の許可はもらっています

文章としてはこんな感じです。

「こんばんは。いきなりDMすみません…
私は昨日スキー場で誤ってコース外に外れてしまい、遭難してしまいました。
電波が通じていてyukiyamaアプリのお陰で友人に位置情報を教える事ができ、リアルタイムで確認が出来たので無事にパトロールの方に見つけて頂くことができました。
ほんとにyukiyamaアプリを使っていて良かったと痛感してます。ありがとうございます。
未だにGoogleマップでの滑走マップになっているスキー場もコースマップに変わったらより一層便利で良いなと思いました。
素晴らしいアプリの開発ほんとにありがとうございます、これからのアプデ期待しております!」

読んで、助かってよかった!と同時に、「yukiyamaが役にたって本当に嬉しいな」という気持ちでいっぱいになりました。

というのも、自分がyukiyamaを始めたのは、USJやディズニーランドのようにGPSのマップで、より時間を有意義に使えたり、迷子にならないような状況をデジタルで作って雪山体験を少しでも良くしたい。というのが一番最初の始まりで、、、
急激にユーザーが倍増した昨年から、 今年になって 更に2倍以上の利用率があり、1ヶ月に数十万件のチェックインを記録するほど使って頂ける状況になりました。
そして、実際にこういった危険を回避できた報告や、落としたスマホを皆で探せたとか、1人で行くのも楽しくなったとか、本当に多くの声を頂くようになりました。

これはもう本当に、”このプロジェクトをやってきて良かった”と感じられる、自分たちyukiyamaチームにとって一番嬉しいお声です。

yukiyamaは自分たちでなく、多くのスキー場、そして、実際に使って頂いているユーザーの、スキー・スノ―ボーダーの皆の力で大きくなっているサービスです。
ユーザーの声が機能を使いやすくし、そしてスキー場を動かす。
私たちはサベースを作っているだけであって、実際にスキー場がそれを利用してくれないと、アプリ上の情報も充実せずに、便利にはならないんです。

現在、yukiyamaは大小合わせて全国に約400あるスキー場のうち、約100のスキー場がGPSのマップを導入してくれています。
※導入スキー場は名前の横に【yukiyama導入スキー場】と記載されています。
なので、私たちの大きな目標の1つは”アプリ1つで全国400のスキー場のリアルタイムGPSマップを利用できるようにする事”。

そして、その為には、スキーヤー・スノ―ボーダーの皆の声が必要で、未導入スキー場にその声をSNSやお問合せで届けて頂けると幸いです。

マップ導入スキー場が増えれば、コロナ禍でも盛り上げることのできるオンラインなイベントがスキー場でより多く開催されたり、ユーザーのチェックインが増えれば、そのデータから、そのスキー場の本当のコース難易度や人気のコース、混雑の予測など、今までになかった様々な情報が取得でき、ユーザーの役に立つ発信や、スキー場のサービス向上へのアプローチが可能になっていきます。

今後、全てのスキー場がより便利で、安全に、そして楽しみが倍増し、
大自然の中で身体を動かす事の楽しさをより面白く、そして楽しい情報発信をしていける雪山づくりをしていきますので、何卒皆様のお力を貸して頂ければ幸いです。

皆で最高のライディングライフを作って行きましょう。

LevoSL 新たな楽しみとの出会い

yukiyamaで、夏の間もスキーヤースノ―ボーダーに向けてアクティビティやオフトレを提案出来ないかと模索していた2021年の夏。

ひょんなことからマウンテンバイクメーカーのSPECIALIZEDと繋がることが出来、マウンテンバイクを試乗させてもらう機会がありました。

まず人に薦める前に、自分が心から面白いと思えないとやりたくないのが、自分の強いこだわり。

が、しかし。
一番最初、大阪KINGSのイベントにマウンテンバイクをもって遊びに来てもらったのですが、そこで試乗して一瞬で虜に。

KINGS中や近所を皆で走ったんだけど、ビックリするくらい軽い!!

自分が乗ったのはLevo SLという電動で走るEマウンテンバイクなんだけど、20度はあるビッグのキッカーのアプローチが恐ろしいくらいに簡単に登れてしまう。。
脊髄損傷で力の入らない自分の右足でも、信じられないくらいにスイスイと。

怪我をしてから走ることが出来なくなってしまい、有酸素運動はジムでバイクをこぐくらい。
それも全然楽しくなく、この6年はまともに自転車に乗ることも無くなっていた所に、衝撃的な出会いでした。

こんなにも便利で面白いものがあったなんて。

  

そして後日、違う機会に長野県へ山を走りに行きました。

坂道を30分以上は登ったはず。

でも気持ちの良い負荷で、斜度によって電動サポートのレベルも調節できるから「楽したいとき」「トレーニングで負荷をかけたいとき」「全くサポートがいらないとき」で自由自在に調整できる。
この自分が自転車で坂を上るなんて、もう人生で二度とないと思っていたのに・・・

さらには、

これがもう・・・

さいっこうに気持ちいい!!!

スノーボードと同じように、ラインを楽しみながらリアを滑らせ、段差で跳ねる。

写真の顔見たら分かると思うけど、もう興奮しっぱなしで、気が付いたら夕方になっていました。笑

自分は夏のオフトレで、CARVER SKATEBOARDに乗って、カービングの気持ちよさを楽しむぐらいだったのですが、今年の夏はサーフスケートに加えて、もうこのEマウンテンバイクで遊び尽くすのが楽しみで仕方ない!

しかも神戸は海と山に挟まれて、傾斜が多いから、このLevo SLで高低差を楽しみながら街中を散策するのも面白さの1つだし、
こないだなんて、カフェで知らない方に声かけて頂き「良いバイク乗ってますね~」とか言って、話が超盛り上がりました。笑

まだまだ乗り方も自転車の事も知らないことが多すぎるので、北京パラリンピックが終わったらゆっくり向き合ってみたいと思っています。

 

やっぱり、人間は自然の中で身体を動かす事がとても大切。

身体だけでなく心も健康でいる為に、日本の四季に合った最高の楽しみ方で、ライフスタイルを作って行ければと思います。

最高の楽しみに出会えたこと、心から感謝です。

Levo SL × 岡本圭司|ケガからの復活とLevo SLと始める新たな世界


ムービーも公開されましたので是非ご覧ください。

Thanks, SPECIALIZED JAPAN

イタリアワールドカップ

4月1,2日にイタリアcolereで行われたパラスノーボードのワールドカップ最終戦に参戦してきました。
2月に参加したフィンランドでは2戦とも4位で表彰台に立てず、手ごたえを感じつつも悔しい思いをしました。

そして今回のワールドカップ最終戦。
出国前にyukiyamaでハッキング問題がありその対応に追われてたことや、他にもコロナ禍で様々なスケジュール変更があり、ギリギリまでバタバタで遠征をキャンセルしようと半ば決めていました。
今自分がする事はこれじゃないと。

でも、周りの仲間たちに自分たちが全て対応するから行って来い、と背中を押され、大会に参加できるギリギリの日程で単身イタリアに向かいました。

正直、仕事の事で頭がいっぱいで気が気じゃなかったし、スノーボードもフィンランド後、隔離や撮影がビッシリ詰まっていて、まともに練習する事も出来ず、今思えば少しキャパを超えていたと思います。

初日は初めてのイタリアの山の壮大さに圧倒された

そして着いて1日の練習後、さっそく大会に入り、1戦目で全く振るわず、6位。
今回は世界のトップ4のうちの3人が前回のフィンランドでメダルとポイントをとっていたこともあり不参加だったため、メダル候補の選手は1人しかいなかったにも関わらず全く歯が立ちませんでした。

その夜、映像チームと、コーチ、そして他のチームメンバーが夜22時を過ぎるまで映像研究に付き合ってくれ、自分がコースの中で遅いポイントを徹底的に洗い出し、その対策まで一緒に立ててくれました。
自分たちも翌日試合だったのに関わらず。

そして2戦目。

昨日の1戦目の予選タイムが51.1秒だったのに、なんと49.5秒で予選を3位通過。
正直この結果には自分もびっくりしました。
心の中では、思いの他のシャバ雪のせいや、海外選手との体重の違い、障害の重さのせいにどこかでしていて、自分では気づかないうちに何かしら勝てない理由を探していたのかなーと。

で、結果は2位になり、初めてワールドカップで念願の表彰台に立つことが出来ました。

予選、セミファイナル、ビッグファイナルの様子

ゴール後に雄たけびが出るほど嬉しかったんだけど、何よりもすぐに頭に浮かんだのが、チームの仲間でした。

2,3年前までキャプテンを除いて全く世界の上位に食い込む事が出来なかったJAPANチームは、この数年で驚くほど速くなりました。
今回のワールドカップでも全員予選を上位通過していて大健闘していましたが、なぜかトーナメントの妙や時の運でビッグファイナルに進む事が出来ず、自分1人が決勝に挑む事に。

でもそれは全て、前日に混乱している自分のコース研究に付き合ってくれたチームの皆の結果のお陰でした。
おそらくあの時間を持てなければ2戦目も初戦と同じ結果になっていたはず。

スモールファイナルで先に出走した大地くん(キャプテン)もスタート前にゲートの上から「圭司君、下でカメラ構えて勝つの待ってるからな」って自分のスタート前なのに自分の事を気にしてくれて(とか言いながらもスモールファイナルはしっかり勝って5位に入ってるところも凄い)、こんなにも皆に立たせてもらった表彰台が嬉しいものなんだと。
昔は自分が勝つことしか考えて無かったんだけど、まさか40歳前になってこんな素晴しいことを再認識させてもらえるとは思ってもいませんでした。

自分は20歳くらいにプロになる前に5つの目標を立てました。
それは
『国際ブランドとインターナショナル契約を結ぶこと』
『シグネチャーモデルをリリースすること』
『日本トップのチームを作ること』
『雑誌の表紙を飾ること』
そして、唯一達成できなかったのが
『国際大会の表彰台に立つこと』
でした。

それを、脊髄損傷してスノーボードを諦め、39歳になってから昔叶わなかった最後の夢を叶えさせてもらえるなんて、なんて面白い人生なんだろう。
レースでこけた海外の選手が笑顔で言ってた『This is life.』という言葉と笑顔に心打たれたんだけど、まさかその後にこんな結果になるとは思っていなかった。
これもまた人生なんだなーと。

全ては温かく迎え入れてくれ、この3年弱一緒にやってきたチームの皆のお陰。

そして、日本で自分を送り出してくれた、数多くの仲間のお陰。

自分は多くの仲間に支えられていて、幸せな人生だなと思います。

簡単に勝てないつらさや、仕事とスノーボードの上手く行かないジレンマ、家族とほとんど一緒に入れないうちに大きくなっていく子供を見れないもどかしさ、忙殺されて自分の感情をコントロールできない苛立ち、人とのすれ違い。

多くの葛藤や苦しさを感じながらも、負けずに最大限、今、できる精一杯を続けて耐えてきた結果、ようやく心の底から「やった」と感じることが出来ました。

JAPANチーム、パラスノーボードの関係者、日本に居る全ての仲間、応援してくれる皆、本当にここに立たせてくれたことを感謝し、皆と関われたことを誇りに思います。

ここに居ないシンジやジュンタ、東山君たち皆でやってきたチーム。

そして、ここが当然ゴールじゃないことも分かってます。
北京パラリンピックに向けて、やらなければいけないことは山ほどあるし、その目標に向けて今できる精一杯をつねにキャパを超えながらやっていくつもりです。(母がいつも『いつもキャパの限界を超えようとしなさい、じゃないと人は成長しないから』とうるさく言われ続けてきた。笑)

とりあえず、今日から2週間は隔離なので、溜まりに溜まったデスクワークをこなしていきたいと思います。
仕事で負担掛けた皆、しっかり働くのでよろしくお願いします。笑

ただ、今は皆への感謝の気持ちを感じながらも、良い気分で入れることを幸せに感じます。
自分も周りをプッシュできる様な存在になって行きたいとおもいつつ、
とにかく皆にありがとう。

最終日に他国の選手たちと。幸せな時間でした。